「犬を構いすぎるのはどれくらいダメなの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
犬を愛するあり、過度に構ってしまうことが逆効果になる場合があります。
この記事では犬を構いすぎることのデメリットと、どれくらいの接し方が適切なのかについて詳しく解説します。
目次
犬を構いすぎるのはどれくらいダメ?
犬を常に構いすぎると、飼い主がいないと不安になる「分離不安」を引き起こす可能性があります。
これにより、犬は飼い主がいない時にストレスを感じ、吠えたり、破壊行動に走ったりします。
分離不安とはどういうことなのか?
リスクについて説明します。
分離不安のリスク
飼い主が外出する際に極度のストレスを感じ、精神的にパニックを起こす状態を示します。
それにより、過剰な吠え声を出すことがあります。
また、ストレスを感じたことにより、家具や壁などの破壊行動を行うことがあったり、不適切な場所での排泄などの問題行動が生じることがあります。
ストレスが原因で、犬自身が健康上の問題を引き起こす可能性もあります。
自立心の欠如
犬も自立が必要です。
過度に構ってしまうと、犬が自分で考え行動する力が育ちにくくなります。
これにより、犬が新しい環境や状況に適応するのが難しくなることがあります。
自立心を育てられるよう、一人で遊ぶ時間を設けることも必要です。
おもちゃやパズルフィーダーを使って、犬が自分で楽しむ時間を作りましょう。
また、飼い主が家にいない時間を少しずつ増やし、犬が一人で過ごすことに慣れさせることも必要です。
行動問題の発生
構いすぎると、犬が注目を引くために問題行動を起こすことがあります。
例えば、無駄吠え、飛びつき、噛みつきなどが飼い主の注意を引くための手段として学習される事があります。
犬を構いすぎ?どれくらいのスキンシップが適切?
愛犬との接し方にはバランスが大切です。
過度に構わないようにしつつ、適切なタイミングで愛情を注ぐことが必要です。
愛犬と構う適切な時間は、犬の年齢や性格、そしてその日の状況にもよりますが、以下にいくつかの目安を紹介します。
子犬の場合
子犬と遊ぶ時間は、1回5~10分程度を何度かに分けて遊ぶことが推奨されています。
一日合計で30~40分程度の時間にすると良いでしょう。
遊びは子犬とのスキンシップの一環として非常に重要です。
おもちゃを使った遊びや、軽い追いかけっこなどを通じて、子犬のエネルギーを発散させ、楽しませましょう。
例えば、ボール遊びや引っ張りっこが良いです。
「おすわり」「待て」などの基本的なしつけトレーニングを教えることも、スキンシップの一環です。
トレーニングを通じて子犬とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築く事が出来ます。
成功したら必ず褒めて、ポジティプな体験にしましょう。
我が家のコーギーもゴム製ボールが大好きです。
ボールを加えて「あそぼー」って持ってきます。
成犬の場合
成犬にとっても遊びは大切です。
引っ張りっこやボール投げ、かくれんぼなど、犬が楽しめるあそびを取り入れましょう。
これにより、エネルギーを発散させ、精神的な満足感を得ることができます。
成犬で子犬の頃からしつけトレーニングを継続している場合は、5~10分程度のトレーニング時間が最適だと考えられています。
新しいしつけトレーニングを教えることで、犬の知的刺激となり、飼い主との絆が深まります。
また、成犬になってから初めてしつけトレーニングを始める際は、5分の短い時間の中でのしつけが最適とされています。
定期的なブラッシングやグルーミングは、犬の被毛や皮膚の健康を保つだけでなく、スキンシップの時間にもなります。
ソファーや床で一緒にくつろぐ時間を持つこともスキンシップの一環です。
テレビを観ながら撫でたり、音楽を聴きながら一緒に過ごすことで、安心感を与えることができます。
犬を構いすぎ?押さえておきたいポイント
犬にも一人で過ごす時間が必要です。
過度に構わず、自主的に遊ぶ時間や休む時間を設けましょう。
構うタイミング
自分のしなければいけないことが一段落し、時間が空いたら愛犬とのスキンシップ時間にするというスタンスが適切です。
また、寝ている時は構わないようにしましょう。
一貫性のあるしつけ
しつけは一貫性が重要です。
良い行動をした時は必ず褒めてあげる。
望ましくない行動をした時には無視するなど、明確なルールを設けましょう。
これにより、犬は何が良い行動なのかを理解しやすくなります。
犬を構いすぎるのはどれくらいダメ?愛犬との正しい接し方のまとめ
犬を構いすぎるのはダメなことがわかってもらえましたか?
どのくらいの接し方が適切かを理解し、愛犬とのバランスの取れた関係を築くことが大切です。
愛犬を構いすぎることが、愛犬にとってストレスになる可能性があることを理解し、愛犬との適切な距離感を保つためのポイントを実践してみてください。
愛犬との素晴らしい時間を過ごすための参考になれば幸いです。
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